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201704/28

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親が年を取ったら考えたい子供にとっての10カ条

2016年5月、内閣府は「高齢社会白書」の最新版を公開。この中で明らかになったことのなかから、高齢者の生活環境について3つの特徴を抽出した。

  • 第一に、「子供と同居しない、一人暮らし高齢者が増加している」こと。
    同居率でいえば、1980年にほぼ7割だった同居率は、2014年には約40%にまで減少している。
  • 第二に、「自宅内での事故発生率は、高齢者になれば高まっていく」こと。
  • 第三に、「住宅が古くなったり傷んだりしている、ことを約65%の高齢者が不満に思っている」こと。

これらを見るに、高齢者を親に持っている子供としては「高齢者が一人暮らしであっても安全かつ快適にすごす設備を整えたい」と考えるのは必然。

そこで、高齢者の住環境について考えるべきポイントを10カ条にまとめた。

 

第一条「手すりを設置する」

手すりを付けるということは、転倒を予防するだけでなく、高齢者本人の自立を助け、介護者の負担を軽減すること。真っ先に考えるべき設備だ。高齢者のなかには「手すりがあるとかえって邪魔」と考える方もいるようだが、実際に手すりを付けると「あってよかった」と実感するようだ。トイレ・浴室・玄関など立ち座りが必要な場所、階段や廊下など移動の補助となる場所に手すりを設置しよう。

 

第二条「滑りにくい床に変える」

高齢社会白書によれば、自宅内の事故発生場所として最も多いのは「居室」だ。近年は(階段も含め)床をフローリングにしている家も多いのだが、そこをスリッパで歩くことは転倒事故原因の最たるものとなっている。例えば床を滑りにくい素材にしたり、裏面が滑りにくく加工されているタイルカーペットを敷くなど、フローリングでの転倒を防ぐ床に変えよう。(イラスト:階段をコルク素材にしたイメージ)

 

第三条「照明計画を練る」

加齢に伴う視覚機能の低下によって、段差に気が付かないといった危険が増えていく。そこで、室内の照明を明るくすることを考えよう。生活に必要な住宅の照度は「JIS照明基準」というもので定められているが、高齢者の場合、食卓や書斎はJIS基準の約2倍、居間など全般的な照明は約3倍の明るさが必要だと言われている。明るすぎて不快を感じる場合もあるだろうから、本人の意向をもとに業者ともよく相談して照明計画を検討しよう。

 

※このサイトの目的である転倒防止の対策ではないが、安全で快適な生活のために必要な項目として以下もあげておきたい。

 

第四条「室内のガラスを変える」

転倒した際にガラスを破損してケガをすることを考慮した場合、合わせガラスが有効。これはガラスの間に樹脂を重ねて接着したもので、耐衝撃性、ガラスの飛散防止と優れた特性を有している。割れにくいことから防犯対策にもなる。

 

第五条「ベッドを検討する」

一般的に高齢者の寝具としては、布団よりベッドの方が適しているとされている。布団の場合、押入れへの片付けが足腰の負担となる場合があるし、ベッドの方が寝起きも楽だ。ただし、ベッドでは転落の危険性もあるので、幅にゆとりのあるものを選ぶようにしよう。高さは、腰をかけて足の裏が床につくぐらいが目安となる。

 

第六条「浴室や脱衣所に暖房を設置する」

温度の急激が変化で血圧が大きく変動して起こるヒートショック。東京都健康長寿医療センター研究所が2011年に行った調査では、年間1万7000人が「ヒートショックに関連して入浴中の急死に至った」ことが分かった。同年の交通事故死者数(4,612人)の3.5倍以上。もはや社会問題だ。このヒートショックによる突然死を防ぐため、浴室や脱衣所、またはトイレに暖房器具の設置や断熱改修を行うことが重要だ。

 

第七条「非常用ブザーを取り付ける」

浴室やトイレには、緊急時のための呼び出しブザーの設置が必要。一般的な呼び出しブザーは、ボタンを押すと室内の受信機、ケアセンターや家族の携帯電話等、あらかじめ設定された連絡先に緊急通報することができる。

 

第八条「室内のドアを引き戸に変える」

室内のドアは、車いすでの移動や、杖をついての開閉を考えると、引き戸へのリフォームがおすすめ。引き戸にもさまざまな種類がありますが、3枚引き戸なら開くスペースが大きくとれることから、車イスでの出入りには最適だ。また吊り戸にすれば敷居が不要となり、段差や溝をなくすことができる。

 

第九条「寝室とトイレが近い間取りにする」

夜間のトイレ使用を考えると、寝室とトイレが近い間取りにしよう。トイレまでの間にある廊下は、外部の冷気が入らないよう配慮する必要がある。可能なら、寝室にトイレを隣接させる、または寝室内にトイレを設置するのが理想的。温度差によるヒートショックを防ぐことができる。

 

第十条「キッチンをIHにする」

ガスコンロでの火災事故は年齢が上がると共に増えていく。衣服に火が燃え移る、熱した油からの出火、火の消し忘れ・・・。そこでIHクッキングヒーターの登場だ。その特徴は、なんといっても「火を使わないこと」。衣服への燃え移りや火の消し忘れを防ぐことができる。もしIHが難しい場合でも、安全装置の付いたガスコンロへの買い替えを考えるべきだ。

 

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