202301/12
超高齢化社会(全人口に対して65歳以上の高齢者の割合が21%を超えた社会)に突入した日本は、今後も高齢化率が増え続け、2060年には約40%に達すると言われています。同時に、望む望まないに関わらず、在宅介護が始まる家庭もますます増えていきます。しかし、高齢単身者や老々介護など、十分な介護を受けられるとは限りません。より安全で安心な生活を自宅で送ることができるように、私たちはあらかじめ備えを始めておく必要があります。
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自宅に暮らす高齢者の約3分の1は、少なくとも年に1回転倒すると言われています。健康な子どもや大人が転ぶのと異なり、高齢者の転倒は股関節の骨折などの重篤なけがを引き起こす場合があります。そして、転倒をきっかけに、寝たきりになったり死亡したりするケースもあるのです。
多くの転倒は、身体の状態や生活環境における障害などが原因です。身体の状態については、定期的な運動や検査などによりリスクを減らすことが可能です。そして、生活環境については、あらかじめ障害物を取り除き、日常生活を安全に送ることができるように転倒防止器具を設置しておくことによって、大幅に転倒のリスクを減らすことができるようになります。
では自宅を見たときに、どこが高齢者にとって転倒しやすい場所なのかすぐに分かりますか?
・電源コードやカーペットなど足に引っ掛かりそうなもの
・玄関の段差やすべりやすい玄関マットなど
・階段
・ベッドから起き上がる場所
・トイレや風呂場など立ったり座ったりする場所
こういった高リスクの場所からしっかりと対策していくことにより、転倒を防ぐことが可能になります。今回は設置が比較的簡単であり、転倒予防器具の導入にまだ積極的ではない方にも選びやすいものをラインナップしてみました。それでは、初心者におすすめな転倒予防器具を紹介していきましょう。
その名の通り、歩行を補助してくれる手すりです。つかまることにより、足腰にかかる負担の分散やバランスの保持ができます。床に置くだけで使えるので、工事の必要がない点、必要に応じて移動させて使うことができる点が、転倒防止器具になれていない初心者の方にもオススメできるポイントです。
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オシャレなインテリアにも馴染むデザインがポイントの手すりです。転倒防止器具に対する「カッコ悪い」「いかにも高齢者向けの手すりには抵抗がある」という方にぜひオススメしたい商品です。ドライバー1本のみで簡単に取付けできるのも高評価。くわしい利用レポートを当サイトでも紹介しておりますので、併せてご覧ください。
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玄関の段差が大きい日本家屋などで活躍する、手すり付きの玄関台です。転倒防止目的だけではなく、玄関台の下に靴やスリッパを収納する機能もついています。マンションやアパートなど、省スペースな玄関にも設置しやすいのもマル!
https://www.mazroc.co.jp/straightezrail/
カタチも施工もまっすぐシンプルな屋外用手すりです。屋外用は工事が大変そう…という先入観を裏切るような、六角棒スパナ一本でのサクサク施工に驚くことでしょう。直線を基調としながら柔らかな曲線も感じられるミニマルなデザインで、アプローチの景観を壊しません。
https://www.esupply.co.jp/ItemPage/EEX-SUP01
膝や腰の負担をサポートし、立ち上がりを補助する手すりです。ベットや椅子、トイレからの立ち上がり時を、3段階の高さのバーでサポートします。クッション付きの手すりで、しっかりとつかみやすくなっています。1.8kgと軽量なため、リビング、和室、ベッド横、玄関など、自宅内のあらゆる場所で利用できるのはとても便利ですし費用的にもありがたいですね。
https://www.mazroc.co.jp/lohates/
こちらも持ち運び自由な据置き式。「快適で豊かな住環境」を目指し、バリアフリー関連商品を提供するメーカー『マツ六』と、「暮らしのための構造」をキーワードに、 暮らしにまつわる様々な要素をものづくりから考え実践するクリエイティブユニット『graf』がコラボレーションして製作した手すりです。デザイン性と実用性を両立しており、大切なひとに贈って欲しい商品です。
横の手すりは体の水平移動、縦の手すりは上下移動の補助になります。玄関、トイレ、浴室などでよく使われる手すりです。
気になる転倒予防器具はありましたか。簡単な工事で設置ができるものや固定せずに置くだけで利用できるものなど、初心者に扱いやすい転倒予防器具のラインナップは色々と揃っています。必要となってから慌てて準備するのではなく、少しずつ自宅の設備を整え始めていくのが良いと思います。ご家族と相談して、高齢者に安全な家づくりを進めてみてください。
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