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202010/06

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高齢の父母にもプレゼントしたい!転倒を予防するおすすめグッズ5選

加齢による体力低下と共に増え始める転倒事故。内閣府による統計では、65歳以上の人で介護が必要になった理由の第4位は転倒・骨折となっています。1位から3位が認知症、脳卒中、高齢による衰弱であることから考えると、転倒や骨折は適切な処置により、ある程度予防が可能です。そこで今回は、転倒事故を予防するおすすめのグッズをご紹介していきます。高齢になり、足腰が不自由になったご両親への贈り物にも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

出典:内閣府『平成30年版高齢社会白書(全体版)』

 

■転倒予防(防止)の重要性

 

東京消防庁が65歳以上の高齢者の事由別の事故割合(救急車を呼ぶことになった原因)を調べたところ、家庭内の事故では、実に約70%が転倒によるものとわかりました。高齢になると、腕の力や手の力(握力)、視力も年を追うごとに弱くなり、若い人には想像のつかないような理由で転倒してしまいます。

たとえば高齢者の足腰や腕の力、握力が弱くなるという現象は若い人でも容易に想像できることでしょう。ただし加齢による視力の低下や白内障は、健常者にはわからない不便さを日常生活にもたらします。目の水晶体が白く濁って視力が低下する白内障の発症率は、65歳から上がり始め75 歳では 85%、90歳では 100%近くになるといわれています。また80歳代になると動体視力も落ち始めるため、早く動くものや遠くのものが見えにくくなります。このような結果として、高齢者にとっては床面の段差や障害物が見えにくくなり、より転倒のリスクが増すのです。

 

高齢者の心理を表す言葉に「一転び三月」という言葉があります。

これは、一度転倒すると三ヶ月は恐怖心から外に出にくくなってしまう状態を表したものです。このような状態から居室に閉じこもるようになると、心身全体に影響がおよび「廃用症候群(長期間安静状態が続くことによって起こる、さまざまな心身の機能低下)」や体力低下になりやすくなってしまいます。また、運悪く骨折などをしてしまうと、そのまま寝たきりになってしまう可能性がかなり高いのです。

 

以上の理由から高齢者の転倒を防止することには、とても重要な意味があるのです。少しでも長く、健全に自立した生活を送ってもらうためも、積極的に転倒への予防を行っていきましょう。

出典:公益財団法人テクノエイド協会『手すりを上手に使う』

 

■どのような場所での転倒を予防するか

 

独立行政法人国民生活センターの調査によると、65歳以上の高齢者が転倒などで怪我をした場所は、住宅内が約77%、民間施設約8%、一般道路約7%などとなっています。また住宅内で怪我をした場所を見ると、居室内が45%、階段が約19%、台所・食堂が17%、あとは玄関、洗面所・浴室と続きます。

このデータを見ると、デイサービスやちょっとした散歩以外は家(住宅内)にいることが多く、結果として生活の大半を過ごす家での転倒・怪我が多くなっているイメージです。また家で怪我が多い場所を見ても、睡眠や趣味などで過ごす時間の長い居室内(自室)での怪我が、高いパーセンテージを占めています。

もしご両親に転倒予防グッズをプレゼントするなら、このようなデータを参考にどのようなケースの転倒や怪我を防ぐのか、イメージをしてから商品を選ぶのが良いでしょう。

出典:独立行政法人国民生活センター『医療機関ネットワーク事業から見た家庭内事故-高齢者編-』

 

■おすすめの転倒予防グッズ5選

 

1. Twin Z Stick (フジホーム)

http://www.fujihome.co.jp/well_being/twin_z.html

転倒を予防するグッズを考えたときに、最初に名前が挙がるのは杖ではないでしょうか。高齢者が転倒する理由はさまざまですが、杖の場合はつまずいた場合をサポートするというより、身体のバランスを安定させるという役割が大きいグッズです。現在は杖にもいろいろなタイプがあり、昔のようにいかにも高齢者が使うような地味なものからおしゃれなものまで、数多く販売されています。また、折りたたんで必要なときだけ使用できるものなど、機能も豊富です。

 

フジホームのTwin Z Stickは、横から見ると「Z」の形をしたユニークな杖で、立ち上がり時と歩行時に身体を安定させる機能があります。優しいタッチのコルクを使ったグリップが高低の2箇所に付けられており、立ち上がるときには両手で、歩行時には片手で握ります。本体は軽くて強いマグネシウム合金で作られており、携帯性と強度を両立させた設計となっています。屋内や居室で使うのにピッタリでしょう。

 

2. 転倒予防くつ下 アップウォーク (テルモ)

https://www.amazon.co.jp/

医療用器具の有名メーカー、テルモが作る転倒予防靴下です。先述したように高齢者の方は居室内で転倒することが多く、畳の縁(へり)や引き戸のレールなどの、ちょっとした段差でもつまずいてしまう危険性があります。

この靴下は、特殊な編み方で上面と底面で違う伸縮性を実現しています。上面の伸縮性は低く、底面の伸縮性が高いため、履いていると自然とつま先が上を向くように編まれているのです。本製品は「転倒予防医学研究会」の推奨品で、この機能によりつまずきを防ぎ、転倒防止の効果を生み出しています。

またつま先が二重構造になっているため、靴下本来の機能である保温性も問題ありません。色は「グレー」、「黒」、「ピンク」の3色で男女兼用、サイズも22cmから27cmまで対応しています。価格も比較的リーズナブルなので、ご両親にそれぞれ数足ずつプレゼントしてはいかがでしょうか。

 

3. LOHATES(ロハテス) (マツ六)

https://www.mazroc.co.jp/lohates/

LOHATESは室内で使う据え置き型の手すりです。イスの横などに置き、立ち上がり時の姿勢を安定させるために使います。また和室などでは、座った姿勢からの立ち上がりにも便利です。形はとてもシンプルで、色はホワイト、ブラック、ペールグリーンの3色。LOHATESを置く部屋によって使い分けられます。

LOHATESのもう一つの魅力は、オプションで小物などを入れておけるトレー(ナイロン製)やマガジンラック(綿製)が用意されていることです。オプションを使うことで手すりを感じさせず、まるでインテリアのように違和感なく室内に置けるようになります。リフォームとなると費用面などでハードルが上がってしまいますが、据え置き型であれば用途に合わせてプレゼントできますね。

 

4. 屋内用、屋外用踏台 (マツ六)

https://www.mazroc.co.jp/products_1/platform

手すりと同じように、リフォームする場合に費用面が問題となるのが住宅内の段差です。理想はすべての段差をスロープに変えてしまうことですが、それには思い切った工事が必要になります。2021年に創業100年となる建築金物の専門商社、マツ六は屋内用には木製、屋外用にはアルミ製の踏み台をラインナップしています。

たとえば屋外用アルミ踏み台のAF-3は、高さ900mmの手すりが付いた2段の踏み台で、縁側などからの出入りがとても安全にできるようになります。もしご両親が庭でガーデニングなどを楽しむようであれば、プレゼントには最適ではないでしょうか。

 

5. 立ち上がり補助マット 据置用 安寿 (アロン化成)

https://www.aronkasei.co.jp/anju/products/preventiongoods-mat/533796/

靴下のまま家の中を移動すると、木の床や畳は滑りやすくとても危険です。廊下や居室内でのスリップによる転倒を防ぐためには、滑りにくいソールのスリッパなどが有効ですが、意外と盲点なのがベッドからの立ち上がりです。たとえば冬に靴下を履いて寝た場合など、ベッドから立ち上がったときに滑って転倒することが考えられるのです。特に末端が冷えることの多い女性にとっては深刻な問題です。

据え置き用の立ち上がり補助マットは、裏面に滑り止めが付いているシンプルな構造で、価格もリーズナブル。必要な箇所に費用を気にせず置けて、設置にもコツ要らず。プレゼントにはピッタリではないでしょうか。

■まとめ

今回ご紹介した商品は、どれもリーズナブルで手軽に転倒を防止できるものばかりです。足腰の弱くなった両親へのプレゼントにも最適です。本格的なリフォームとなるとしっかりした計画と費用が必要になりますが、まずはこのような転倒予防グッズから事故防止の工夫を始めてみてはいかがでしょうか。

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