201709/05
高い段差の玄関や階段、暮らしの中にも危険な場所は多い。以前特集した記事では85歳以上の高齢者の約5人に1人が自宅内で転倒していることわかっている。
ご高齢の両親の二人暮らしや小さなお子様がいるご家庭などに是非手すりの導入をおすすめしたい。
今回紹介する「コロバン棒 階段手すりセット」は安全性、施工性、デザイン性を高めたDIY手すりセットだ。
DIYの手すりセットの魅力と言えば、やはり手軽に比較的安価で手すりを設置できることだろう。しかし、いざ購入し取り付けたら手すりの長さが足りないなんてことになるかもしれない。
古い日本の住宅は階段一段一段が高く、段数も13段と急勾配な階段が多く見られていた。しかし、現在の一般的な日本住宅の直階段の長さは約2,730mm(一間半)で、高さは約2,850mmである。ここから階段の端から端までの長さを計算すると約3,950mm になり、階段すべてをカバーする手すりを設置するとき最低でもこの長さは必要ということになる。(下図参照)
一般的なDIY手すりセットの長さは従来基準の3,600mmの場合が多いが、「コロバン棒 階段手すりセット」は4,000mmとなっていて階段の端から端までしっかりカバーできる長さになっている。
また、最近では14段のゆったりとした階段も多くなっており、手すりの長さには注目して商品選択をしたい。
開発当初、ホームセンターなどで売られている階段用手すりセットの多くは手すりを3本の手すり棒をつなげて完成させる3本継タイプのものが主流だった。しかし、構成する手すり棒が多いと、それだけジョイント箇所(継ぎ目)が増え、手すりの強度が落ちてしまう。
「コロバン棒 階段手すりセット」は2本継タイプ。ジョイント箇所を最小限に抑えることで手すりの強度が上がり、安全性がアップし、見た目もシンプルできれいな仕上がりになる。
この商品はDIYに自信がない方でも簡単に、高い安全性の手すりを設置できる工夫がある。
例えば、手すり棒をささえるブラケット。
ブラケットとは手すり棒と壁を固定する支柱であり、この取り付けが一番の難所といえるだろう。しっかり固定できなければ、むしろ危険性が増してしまうかもしれない。
「コロバン棒 階段手すりセット」のブラケットは取り付けねじが斜めに入っていくように設計されており、簡単にしっかりと柱に取り付けられるようになっている。
また、コロバン棒のブラケットは下から受けて手すり棒をささえる半受タイプではなく、手すり棒を直接筒状のブラケットに通す通しタイプだ。半受けタイプでは設置する際、ネジで固定しなければ手すり棒が落ちてしまうが、通しタイプはとりあえず通して設置するというような「仮置き」が可能。これにより、設置段階で微調整が可能であり、ご自身のイメージ通りの手すりを設置できるだろう。
実際に商品を購入していただいたお客様からも、「素人でも1時間程で完了した」「ハンマーや穴あけ工具は全く必要なく、簡単な用具だけで取り付けられた」と設置の手軽さにご満足いただいている。
DIYで驚くほど身近になった手すり設置。商品選択の際は長さに注目したい。
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