転倒予防ナビ

大切な人を転倒から守る

転倒予防ナビ

  • ホーム
  • 転倒の怖さ
  • 転倒事例
  • 転倒対策
  • 転倒防止役立ち情報
  • 導入事例
  • 注目
  • このサイトについて
  1. 転倒予防ナビ
  2. 転倒防止役立ち情報
  3. 高齢者の1割が自宅で転倒を経験!防止のカギは「手すり」にあり

201701/27

  • シェア
  • Tweet
  • Like it6
  • 9,458view

高齢者の1割が自宅で転倒を経験!防止のカギは「手すり」にあり

高齢者の増加とともに注目されているのが、自宅での高齢者のケガ。いったいどれくらいの割合で起きているのでしょうか。

内閣府がとりまとめた「平成22年度 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果」によると、直近1年間に「自宅内で転んだことがある」と答えた60歳以上の方は9.5%。約1割の人が、1年以内に経験しているという結果になりました。

年齢別にみると、60~64歳が5.4%に対し、年齢を重ねるごとに割合は増加。85歳以上では19.4%と、なんと5人に1人が自宅内で転んでいる計算になります。

これらのパーセンテージは、いずれも1年間で起こった話ですから、いかに多くの人が自宅内で転倒した経験を持っているかが想像できます。高齢者にとって、自宅内で転ぶというのは決して他人事ではないのです。

出典:内閣府「平成22年度 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果」を元に作成

 

ところで、平成12年度に行なわれた同様の調査結果を見てみると、直近1年間に自宅内で転んだことがある60歳以上の方は12.4%。つまり、この10年間で約3ポイント下がったということになります。年代別にみても、ほぼすべての年代で「転んだことがある」と答えた人は減っていることが分かります。

出典:内閣府「平成12年度 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果」「平成22年度 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果」を元に作成

では、自宅内で転倒する人が減った背景には何があるのでしょうか。

総務省では「住宅・土地統計調査」の中で、高齢者が自宅内で安全に暮らせるための設備として「手すり」「またぎやすい高さの浴槽」「車いすで通行可能な幅の廊下」「段差のない屋内」などのバリアフリー設備がどれくらい設置・導入されているかを調べたデータを、5年ごとに発表しています。

これによると、最新のデータである平成25年では、住宅内への「手すり」設置率は40.8%。日本中にある住宅の、5軒中2軒に手すりが設置されているのです。10年前である平成15年のデータでは、設置率は30.4%ですから、10ポイント以上増えたことになります。とはいっても、増加率はたった10%。まだ住宅の半数以上には手すりがありません。
一方で、見方を変えれば「手すりの設置率が10%上がったことで、転倒事故は確実に減少している」ということ。住宅への手すり設置がすすめば、転倒事故はまだまだ減らせるということです。
ちなみに、他の3項目はいずれも大規模な改修が必要になることから、設置・導入率はいずれも15~20%前後と低く、平成15年からの伸びも手すりほど大きくはありません。

出典:政府統計「平成25年住宅・土地統計調査」を元に作成

 

この「住宅・土地統計調査」をさらに見てみましょう。住宅内の各室別の設置率を見てみると、一番設置が進んでいるのはやはり階段で、設置率は約26%。意外に低く感じるかもしれませんが、この数値はすべての住宅に対してのもので、マンションや平屋建てなど、もともと自宅内に階段がないものも全て含んでいるためです。ちなみに、一戸建て住宅に限って見てみると、階段への手すりの設置率は約41%となります。(この中には、階段がない平屋建ての戸建て住宅も含まれます)

階段に続いて手すりの設置率が高いのは、浴室、トイレ、玄関の順。いずれも10年間で設置率は5ポイント以上増えています。特に玄関は、平成15年の253万戸から平成25年には530万戸と倍以上に増加。靴を脱ぐ際など、バランスを崩しやすい場所なだけに、ここへの設置はより安全な家づくりにつながるのです。

出典:政府統計「平成25年住宅・土地統計調査」を元に作成

 

これらのデータからいえることは、

  • 1年間に自宅で転んだことがある高齢者は、全体の1割にものぼる。
  • 10年前とくらべて、手すりの設置や段差のない屋内など、高齢者が転びにくい住宅が増えてきたことで、転んだことがある高齢者の数は、減少している。
  • 全住宅の4割以上が、自宅内に手すりを設置。その数は10年間で10ポイント増えている。
  • 階段のほか、浴室・トイレ・玄関などへの手すりの設置が増えている。

ということ。

ぜひ、あなたの自宅の安全対策の参考にしてはいかがでしょうか。

誰に相談するの?費用も期間も心配・・・
自分で思い通りに取付けたい、そんなあなたに朗報!

手すりを取付けるなら、マツ六にお任せください!

詳しくはコチラ

マツ六

  • 転倒防止役立ち情報
  • シェア
  • Tweet
  • Like it6
  • 9,458view

関連タグ

  • ケガ
  • 手すり
  • 設備
  • 転倒
  • 高齢者

関連記事

  • 夫婦の会話から学ぶ!見落としがちな「我が家の危険個所」

  • 14点以下は要注意!「転倒危険度診断」で今すぐチェック!

株式会社マツロク

国際福祉機器展2017バナー

建材サルベージ

人気記事ランキング

  • 介護保険を利用すれば自己負担10%の費用...

  • 転倒事例を調査した研究者が伝えたい対策と...

  • ~手すり施工業者にこれだけは伝えておきた...

  • 明日からすぐできる!自宅内の転倒事故を防...

  • 「すべりにくい」プラス「クッション」?階...

  • 「人生80年」でも健康なのは70年!?健...

  • 手すりはここまで進化していた!てすりの老...

  • 14点以下は要注意!「転倒危険度診断」で...

  • DIYで家族の安全を守る!コロバン棒 階...

  • 「段差のない室内」が一番危険!?住みなれ...

編集部おすすめ記事

  • アフターコロナ時代、施設から自宅介護に移す際のポイント

  • 初めてのDIYでも簡単で頑丈に。介護にも役立つ手すり取付のコツを伝授!

  • 高齢者の転倒はなぜ危険?転倒の多い場所を事前に把握して対策しよう

  • 自宅介護での転倒事故の原因ランキング!転倒対策のポイントはどこ?

  • コロナによる筋力低下で転倒リスクがアップ。健康維持に最適な体作りの基本とは

注目

タグから探す

DIY お絵描き手すりサポーター お風呂 ケガ コラボ トイレ バリアフリー リフォーム 事故 介護 介護保険 住宅改修 健康寿命 危険 寝室 専門家インタビュー 屋外 展示会 床 手すり 手すりの形状 手すりの素材 改修 改修工事 改装 歩行 段差 浴室 点手すり 玄関 老後 自宅 要介護 設備 設置場所 認知症 転倒 転倒予防 転倒事例 転倒対策 階段 階段・廊下 靴 骨折 高齢者

コンテンツリクエスト

希望のコンテンツがあればリクエストをお送りください

リクエストフォームへ

ファーストリフォーム

転倒予防ナビ

トップへ

  • ホーム
  • 転倒の怖さ
  • 転倒事例
  • 転倒対策
  • 転倒防止役立ち情報
  • 導入事例
  • 注目
  • このサイトについて

大切な人を転倒から守る転倒予防ナビ

  • 運営会社
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
  • facebook
  • Twitter

マツ六株式会社

Copyright © MAZROC. co.ltd. All Rights Reserved.