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201702/01

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あなたの回りは大丈夫?「自分は大丈夫」と思っている高齢者は多い!

これまで、高齢者による自宅での転倒事故についてさまざまな側面からとり上げてきました。1年のうちに約1割の方が自宅で転んだ経験があること(記事はこちら)。転んだ人の2/3が何らかのけがをしており、そのうち15%は骨折していること、要介護状態となった方のうち、1割は骨折がその原因であること(記事はこちら)。

高齢者の転倒はかなり身近であり、また一度転んだだけでその後の人生を大きく変えてしまうかもしれない、とても危険なことだというのがおわかりいただけたと思います。

 
 

そして、自宅での転倒を防ぐためには、手すりをつけたり自宅内の段差を解消するとともに、敷きものを滑りにくいものにする、椅子や踏み台などをうまく使うなど、ちょっとした工夫と注意が必要だということも触れてきました。

実際、自宅のリフォームに合わせて玄関や廊下に手すりを取り付けたり、風呂場の段差を解消したという方も、年々増えています。

 

ところが、こうしたリフォームへの意識について内閣府が調査を行なったところ、年齢が高くなるほど意識の低いことがわかったのです。

 

まずはこちらのグラフをご覧下さい。

出典:内閣府「平成22年度 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果」を元に作成

こちらは、内閣府による「平成22年度 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果」を元にしたもので、過去5年間にリフォームを行なった方の内容を表したものです(転倒・転落に関する項目のみを抜粋、数値は複数回答)。

これによると、「手すりの設置」は22.7%と一番高くなっています。調査項目の中では比較的費用が安く、取り組みやすいことが影響していると思われます。次いで多いのが「浴槽を入りやすいものに取替え」の19.3%。こちらは少し大掛かりな工事となりますが、リフォームを機に浴室を使いやすくしようという方が、2割ほどいることになります。一方で、廊下の幅を広げたり、エレベーターなどの昇降機を設置するといった、スペースや費用が大きく必要なものについては、ぐんと比率が落ちることもわかります。もっとも、こういった内容を考えている方は、リフォームでは制約が多いため、建替えという選択肢を選んでいるとも考えられます。

 
 

次に、「今後リフォームをしたいと思う構造・設備」について調査した結果が下記です。

出典:内閣府「平成22年度 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果」を元に作成

多少の変動はあるものの、先ほどの「リフォームした構造・設備」とだいたい似たようなグラフになっています。これは、いずれも費用面などで「取り組みやすいものから取り入れたい」という気持ちの現れだと思われます。

一方で、気になるのは「(リフォームしたいと思う構造・設備が)特にない」と答えた人の数が、42.5%もいるという点です。

 
 

このグラフを、更に年代別に見てみましょう。

出典:内閣府「平成22年度 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果」を元に作成

ほぼ全ての項目で高齢になればなるほど数値が下がり、逆に「特にない」と答えた方の割合は年齢とともに増えています。

 
 

これは一体どういうことなのでしょうか。いくつか考えられる原因を挙げてみると、

  • 長年住んできた自宅なので、不便さに慣れてしまっていたり、潜んでいる危険に気づきにくい
  • 長年住んできた自宅に愛着があり、このままの状態で住み続けたい
  • これまでけがをしなかったので、これからも大丈夫だと思っている
  • 今さらお金をかけてリフォームをするのはもったいない
  • (子どもや孫と同居している場合)自分の都合でリフォームしたいと言い出しにくい

など、「自分は大丈夫」という気持ちが表れているのかもしれません。しかし逆に言うと、これは加齢とともに衰える体力や認識能力を自覚しておらず、自分を過信している、危険な状態だとも言えます。

 
 

別のデータを見てみましょう。

出典:内閣府「平成22年度 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果」を元に作成

こちらは、同じ調査の中で「自分が虚弱化した時に希望する居住形態」を聞いたものです。

やはり、80歳以上になると「現在の住居に、特に改造などはせずそのまま住み続けたい」と答えた割合が突出し、「現在の住居を改造し住みやすくする」という数値はがくんと低くなりました。

 
 

ひょっとすると、あなたの両親や親戚なども、本当は住みやすくするためのリフォームがしたかったり、リフォームが必要な状況であるにもかかわらず、「自分には必要ない」「子どもや孫に申し訳ない」といった理由で言い出せないのかもしれません。お年寄りの環境や生活を回りの方が見守って、末永く健康で豊かな老後を過ごしてもらいたいものです。

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